love letter

中島健人くんのファンです

君に出会った日から人生 色とりどりの姿になって

実はまだまだ語りたいLove Ken TV。レポからは外しましたが残しておきたい小ネタや細かい感想をまとめます。まあだいたい何でも良かったとかかわいいかっこいいと言っています。

初日に、LOVE NOTEのドラマを挟んだ経緯について本当はもっと掘り下げてくれていたのですが、アメリカのTVショーが云々と健人くんが話し始めてからの会場の空気が忘れられません。たぶん誰も共感できてなくてどう反応してあげていいのかもわからず周りの様子を伺っていたから信じられないほどの静寂に包まれていたんだけど、そんな中でも気にせず健人くんがイギリスが〜ワンダイレクションが〜と話し続けていてなんかもうおかしかった。そんな健人くんを気遣って、会場の共感できていないことを悟られまいとするような、でもどう反応してあげていいかわからないから声も発せない…みんなどうする…?みたいなあの妙な一体感は忘れられない。デート開始から30分ほどしか経っていないのに早速彼氏とはぐれた彼女たち。

初日だったからか、LOVE NOTEの台詞は物凄く丁寧にゆっくり発していた印象がありました。二次元のドラマCDを聞いているのかなと思うくらい声の演技が良かったし、完成度が高かった。ナレーションのペースに寄せていたのかな。8日の公演で喋りが早いなと感じましたが、ゆっくりなのを初日に聞いたからそう思うだけだったのかも。物凄く神経の使う仕事だろうということも感じました。新しい試練を自分に課した健人くんかっこいいですね…(すぐこれだよ)。また声のお仕事が来るといいなぁと思います。脚本は全て本人が書いたということで、Love風くんが表向きは「厨二病か」とか「くそったれ」とLOVE NOTEを否定する設定も面白かった。その後のMCでこんなノートあったらいいなと言っているにも関わらず、遠回しの自虐ネタで笑いを誘うところはさすがでした。自分のことを冷静に客観視出来ていることや物事を様々な角度から見れる健人くんの強みを改めて感じさせられた脚本になっていたと思います。人前では強がって馬鹿にしているけど、内心では愛への強い憧れを持っている、というのも共感を得やすい設定だったんじゃないかな。個人的には、健人くんプロデュースでSexy Zoneのメンバーにやらせても面白そうだなと。あ、あと台詞を忘れてしまった原くんのフォローも良かったです。次の台詞への流れもスムーズでした。ああいう場面でも自分のペースを乱さない、乱されない健人くんかっこいい。オーラスで噛みそうになったところで会場から笑いが起きて「気にするな」とテンションを崩さずに言ったのも役に徹していて自然で良かったです。

セットリストに関しては、特に前半の曲のサイズに意味を感じました。それがEROと抱いてセニョリータなんですが、よく考えられているなぁと。わたしは山下氏の楽曲は抱いてセニョリータがギリギリ分かるくらいでその後は全くなので、EROはほぼ初聴き(正確に言えば、SexZoneがmusicるTVに出演した際に健人くんがヒャダインさんの手掛けた楽曲としてEROを挙げた時にサビが流れたはずなので、そこで一応出会ってはいる)なわけですが、ソロコンが終わった今も健人くんの歌声の、サビのみのこのサイズの、

抱きしめて もっと 強く 何もかも忘れてしまいたいから
狂おしく キツく ズルく そんな私 壊して
今夜だけ もっと 強く 何度でも眩暈の中に埋もれて
押し寄せて 高く 果てて そんな私死なせて SO HOT

EROしか知らなかったので歌詞を調べてみたのですが、全体的に切ない歌詞なんですね。健人くんが聞かせてくれた部分だけの印象だと深い愛に溺れていくようなイメージでしたが、全体を知ると報われない愛と知っていながら溺れていくようなダークなイメージに変わりました。続いて、抱いてセニョリータ

抱いて 抱いて 抱いて セニョリータ
強く 強く 強く 離さないで
飾って格好つけずに そばにおいでよ
抱いて 抱いて 抱いて セニョリータ
強く 強く 強く 離さないで
あなたのその唇が じれったいのよ

こちらもサビのみ。抱いてセニョリータはサビ以外の歌詞がとても少ないのですが、「喧嘩の傷跡を」とか「女なんて大人ぶってガキ扱い」とか、間違ってもこの流れでは使わないであろうフレーズが並んでいるので、サビを切り取って正解だなと。二曲とも全体を通してみると違う愛の形を表現していますが、上記の二つのサビだけ並べてみると統一感がありますね。SUMMER LOVING〜真夏の脱獄者〜ERO〜抱いてセニョリータの流れが綺麗なのは、健人くんが伝えたい部分、表現したい部分をうまく切り取って繋げてあの世界観を作り上げていたからなのかなと思います。だとしたら物凄く練られていますよね。この着眼点や切り取り方がTeleportationやLove風の表現の幅にも繋がっているのではないかなとも思いました。個人的な解釈なのですが、「抱きしめて もっと 強く 何もかも忘れてしまいたいから」は、ファンからの愛さえあればどんなに辛い出来事があってもまた笑顔でステージに立てる。「今夜だけ もっと 強く 何度でも眩暈の中に埋もれて」は、今回のソロコンサートなのかなと勝手に思ってます。改めて、このメドレーの美しさに酔いしれています。

Star Timeのペンライト演出にはどんな想いがあったんだろう。不安はなかったのかな。健人くんは忙しい日々の中でこんなこと忘れてしまったかもしれないけど、わたしはセクセカのペンライトの演出でのファンの態度は忘れていないし、健人くんの言葉もずっと忘れられませんでした。だから、ソロコンでの「ペンライト、オフにできる?」の言葉には物凄く驚いたし、セクセカで見たものが甦ってきました。でも、ソロコンには大前提として健人くんのことが好きな人しかいなくて、健人くんの言うことに従順な彼女しかいかなかったから(笑)、みんなすぐにペンライトをオフにして。演出のために何度か触ったのか、点くのに2秒かかるとか長押しするとか色のループとか、細かく把握して教えてくれた健人くんの気遣いもうれしかったです。健人くんの優しさは想像力や様々な事柄への興味関心の高さによるところも大きいのかなとも思いました(拡大解釈…)。

MCでの、「俺の彼女になったら、相当汗拭く羽目になるから」という言葉にわたしのすぐ後ろの人が小さな声で「…下ネタ?」と言っていて笑ったのですが(残念ながらわたしもそう捉えた)、会場全体もなんとなくそう感じ取ったけど健人くんにその意識がなさそうなのがわかると更になんとリアクションしていいかわからず(笑)、その空気に耐えられなくなってかじわじわ笑いが広がった結果、不自然な笑いに健人くんが「え?なになに?俺の後ろに何かいる?」と驚いた顔をしていてかわいかったです。今度は彼女に置いていかれる彼氏。このかわいい天然発言を下ネタと捉えてしまったことを心の底から反省したい彼女です。ソロコンの健人くんは天然炸裂しててかわいいしかなかったです。

また初日の話になってしまうのですが、「今日このライブに来たら、たぶん明日から楽しくなると思うよ。大丈夫。元気にするから、俺が」と言った健人くんが一緒にセクサマを歌ってくれて、らいおんハートの

君はいつも僕の薬箱さ
どんな風に僕を癒してくれる

と続いてジーンとしてしまいました。だいたい生歌だった…かな?(自信ない)こういうのを聞きたくて現場に行ってる部分もあるので、弾き語りの生歌はうれしかったです。ピアノコーナーへ入るだいたいの流れは、ピアノの準備をしてJr.の長妻くんと森継くんとの絡みがあってセクサマを合唱してらいおんハートの弾き語りという流れなんですが、初日のような優しい流れもあれば、「僕は、みなさんを僕の家に呼ぶとしたら、当然ピアノを弾かせますね」と言ってピアノコーナーに入った日もありました。あとはUTAGEの話から入ったり。ここは意外にも定型化されていなくて、毎日気まぐれに繋げていくのが面白かったです。引き出しが多いなあ。

カレカノMr. Traveling Man〜レディスパイシーの流れは意外性のある並びでこれもまた興味深いのですが、カレカノがJr.コーナー明けなのが秀逸で。健人くんは優しいからJr.コーナー前に「注目してください」とか「その歓声を今度はJr.に」と言ってくれるんだけど、その直後コール&レスポンスのあるカレカノで一気に自分のテンションに引きずり戻すのがめちゃめちゃ健人くんらしい(笑)。「僕とファンのデートなのに何故ジャニーズJr.が?!」と冗談で言っていたのもかわいかったです(笑)。こんなことを言って許されるのは健人くんだけだろうなぁ。Mr. Traveling Manは、アイドルとして、Sexy Zoneとしての健人くんの決意が感じられる一曲でした。健人くんが歌ったのはこの部分。

「何か違う」そんなふうに今を疑っては
狭い檻に閉じ込めてた地図に手を伸ばすよ
欲しい物は的を得てる答えばかりではない
ハジケすぎな論理でもいい無謀な旅に出よう
すれちがったあの風はもう二度と出会えないもの
だけど儚くも大らかに空を駆けていった
願うのなら望むのなら立ち止まらずに進もう
渡り歩くこの世界は時に厳しいけど
まだ見えないまだ知らない道がそこにあるなら
夢は生まれほんの少し僕を強くさせるよ
Hello, Mr. Traveling Man

強くて優しい人だなっていつも思ってるけど、もしどうしても強くなれないときがあったのなら力になってあげたいという気持ちがわたしは大きくて。降りて少し経って初めてうちわを持ったときの出来事がきっかけだったなあ。直接盾になって守ってあげたいけどそんなことは到底無理だから、傷ついたり落ち込んだり悩んだりする前に「味方がいる」ことをすぐに思い出せるように気持ちを込めてうちわを持ったり手紙を書いていて。優しいファンでいたいというのも、そういうところから来ている気持ちなのですが。この曲を歌う健人くんを見ていたら、もっともっと険しい道を進む覚悟は出来ているんだなと感じられて。じゃあその険しい道を進むためにわたしは何が出来るかと言えば、当然何も出来ないんだけど、微力だけれどもその背中を押す材料になっていたり、様々な攻撃から守るバリアになれていたらなあなんて改めて思いました。

Sexy Zoneメドレーは本人も悩んだだろうしファンからも賛否両論のようですが、わたしはすきだったなぁ。単純に、ずっと健人くんの声だけで思い出のシングル曲たちが聞けるなんて贅沢だなぁと思いながら聞いていました。健人くんのSexy Roseとか一人KQJとかすんごく楽しかった。コンサートで見るSexy Zoneは歌に関して生真面目なグループだという印象があって。ファーストコンサートで初披露したときからスキすぎての台詞は毎回アドリブでやっているくらいみんなアドリブは得意だし対応力があることはよくわかるんだけど、歌詞を変えることはあまりないし元々の良さを大事にしているし大事にしなきゃいけない守るべき線は超えないし、歌えるアイドルだからこそ理性の元で歌っているところが魅力の一つでもあるとわたしは思っていて。その中でもSexy Roseは物凄く重要視されているフレーズだからこそ勝利くん以外の誰かに渡ることもなくて、そしてきっとこの先も暫くは渡ることがないだろうその台詞を健人くんの声で聞けることがすごくうれしかったです。わたしは特にセンター願望を抱いているわけではないけれど、オイシイところはいつも持っていかれて悔しいというか(笑)、ここの健人くんが見たかったのに…とテレビの前で思うことも多いので(これも結構現場に行く原動力になっている)健人くんのSexy Roseは貴重だったなぁと思います。健人くんはSexy Zoneメドレーを「僕を成長させてくれた曲」と表現していましたが、それはわたしたちにとっても同じで健人くんと一緒に歩んできた証拠だからとても大切なメドレーだったなと思います。ここまで書いといてなんですが、クソ真面目に「Sexy Rose」って打ってる自分にちょっと笑った。

アンコールの煽り方もかわいくて。「バイバイは言わないって言ったよね?」とか、「今日楽しかった?まだデート終わらないよ?キスしていいの?」とか。あと、アンコールのCANDYに時々声が重なるのドキドキした!特に9日1部のアンコールのCANDYは健人さんの声がバッチリ重なって聞こえていて、客席で揉みくちゃにされながらのちゅーしてアッのアッが普通の「あっ…」でなんなんだよ狙ってんの天然なのなんなの?!って混乱しながらもかわいくて思わず笑ってしまいました。2番以降で声が聞こえることが多かったような気が。客席登場が凄まじくて、まあ毎度のことなんですけど(…)わかっていながら受け止めてくれているんだなあと思うと、どこまで優しい人なんだと…泣けて…きますね…。正直、わたしはタレントの許可なしに一方的に触れる人の心理が全く理解できないのですが、一度それを友人に話したところ「痴漢なんじゃない?」という答えをもらったので、それ以来わたしもそう呼んでいます。TDCには痴漢がいっぱいで怖かったです。特に、3バル最前から見下ろすとただの地獄絵図。落ち着け健人担。

オーラスのダブルアンコールはカレカノで、ハンドマイクだったのが新鮮でした。「肩寄せ合い」で両肩を交互に上下させる仕草がかわいかったので、またどこかでハンドマイクバージョンも見たいです。仕草といえば、いつの公演か忘れてしまったけど、チラリズムの「純粋な純白を」で自分の白シャツの袖を引っ張っていたのがかわいかったです。後半の公演だったかな。かわいいって言われるたびにかわいさが増していく健人くん…。かわいいの声も喜んで受け止めてくれるのもいつもうれしいなぁって思います。かわいいって本当の本当はあまり嬉しくないよね。

これまで散々健人くんのピアノを聞いてきて今更こんなことを言うのは恥ずかしい話なんですが…。4日間毎日健人くんのピアノを聞いていると、6公演すべてが同じピッチで同じ音色ということはなくて(ごめんね)、歌声にも現れるようにピッチも音色も少しずつ違っていて、その完璧じゃないパフォーマンスが逆にリアルで、余計に緊張感があってわたしまで一緒にドキドキしてしまったのを覚えています。

健人くんはテレビに向いているって誰かが言っていたけれど、一度きりの完成されたテレビ番組よりも、何度かある公演の中で完成されたパフォーマンスを繰り返す「生身」の健人くんのほうがずっとずっと良くて、クセになると思う。どうして同じ内容なのに何度も観に行くの?と問われたら、同じ内容だけど所々違ったり変化はあるんだよ、ということの他に、同じ内容を毎回同じようにパフォーマンスすることはとても難しくてすごいことだからそれを観に行っている、と答えたい。気持ち悪いけど。でも、本当に、いつも高いモチベーションと一定のクオリティを維持しながら公演をこなしていくのってすごいことだから。勿論、公演の間だけでなくて、「中島健人のパフォーマンス」という点でもそう。ずっと。ずっと健人くんは真面目で、一生懸命で、優しくて、見ている人のことを考えてくれてる。その大きな力を改めて実感して、ますます健人くんのことがすきになれたソロコンサートでした。おわり。